アクセス解析するときポリシーに記述することを調べてみた

Pocket
LINEで送る

Privacy

photo credit: FutUndBeidl via photopin cc

アクセス解析は統計情報による分析が一般的で、個人を特定するようなことはありません。
しかし、「自分の閲覧がログに残る」と一言で書くとちょっと気持ちが悪いものです。
じゃあ、アクセス解析を入れる場合、プライバシーポリシーなどにどんなことを書けば良いか調べて見ました。

Index

 

Googleの定義

ディスプレイ広告を使用する場合、ポリシーの記載要件がGoogleのヘルプに記載されています。
ディスプレイ広告に関するポリシー要件

(1) ディスプレイ広告利用の場合の掲載ポイント
・Google アナリティクス機能の内容
・オプトアウトの方法

(2) リマーケティング利用の場合の掲載ポイント
・リマーケティングを使用してオンライン広告を掲載
・第三者配信事業者による広告掲載
・第三者配信事業者がファーストパーティCookieとサードパーティCookieを組み合わせてアクセス行動に対する広告の作成・最適化・配信

(3) インプレッションレポート機能利用時の掲載ポイント
・広告主様と第三者配信事業者がファーストパーティCookieとサードパーティCookieを組み合わせて広告表示や接点を記録していること

(4) インタレスト カテゴリに関するレポート利用時の掲載ポイント
・Google アナリティクスでインタレストベース広告のデータや第三者のユーザーデータの利用目的

ん~簡単に書いてみたけど、じゃあ何書けばいいのって感じです。
なので他社の事例を見てみます。
 

他社の例:ニッセン

Screenshot of info.nissen.co.jp

最後の方に非常に細かく掲載されています。
・クッキーの概要と利用目的
・行動ターゲティング広告の概要とオプトアウト方法
・ログの取得内容と利用目的
・外部リンクに対する免責
・SSLによる個人情報の保護

自社サイトへのプライバシーポリシーを作成する際には非常に参考になると思います。
 

他社の例:Amazon

Screenshot of www.amazon.co.jp

こちらも掲載内容はニッセンと似ていますが、非常に細かく記載されています。
そのため長文になりどこに何が記載されているのか逆に分かり憎いのが欠点です。
他と違う点としては収集情報の項目(IPアドレスやOSなど)が細かくかかれている事です。
また、ディスプレイ広告に関しては「パーソナライズド広告規約」として別に記載しています。
 

まとめ

ニッセンとAmazonの例を記載しましたが、その2サイトからプライバシーポリシーに記載が必要な内容をまとめてみました。

  • クッキーの説明と利用目的
  • SSL利用による個人情報やりとりの保護説明
  • 収集手段と収集内容
  • 収集した情報の利用目的
  • 第三者サイトへの広告掲載とオプトアウト方法

プライバシーポリシー検討の際に参考になればうれしいです。
また、コメントなどもお待ちしています!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

この記事のトラックバック用URL